大阪近郊区間と今回の径路図


 JRでは、東京・大阪・福岡の近郊区間内のみを通る場合、乗車経路を重複したり、2度同じ駅を通らない限り、乗車券の運賃は実際の乗車経路にかかわらず、最も安くなる経路を使って計算できるという制度があります。
 この制度を利用して、一番安い切符で一番長く乗ろうということを実践したのが、この汽車旅です。ただし、後日になって、この径路が最長ではなかったことが判明しました。
 正月にやった東京近郊大回りに続く第2弾として、2004年6月12日に、食事や飲み物はすべてホームグルメ(改札内の売店や飲食店)で済ますという人体実験を兼ねて実行したのでした。

乗車区間と営業キロ一覧

下記( )内の線名は、正式名称ではありません。駅で乗り換え案内等に使用されている線名です。

乗車区間 キロ数
福島→天王寺(大阪環状線) 10.0km
天王寺→和歌山(阪和線) 48.3km
和歌山→高田(和歌山線) 74.1km
高田→奈良(桜井線) 31.4km
奈良→柘植(関西本線) 45.5km
柘植→草津(草津線) 36.7km
草津→米原(東海道本線) 47.0km
米原→近江塩津(北陸本線) 44.8km
近江塩津→山科(湖西線) 6.5km
山科→尼崎(東海道本線) 37.5km
尼崎→京橋(JR東西線) 29.4km
京橋→天満(大阪環状線) 76.4km
乗車営業キロ数合計 489.9km